こんにちは!Rumy!です。
今日の本は40歳からというキーワードがあります。私なんてもうとっくに過ぎてしまったのですが・・(笑)これから40歳を迎える方や、40歳を過ぎてしまった方にも、たくさんの「気づき」がある本です。
「コーチング」って、良く聞きますよね?コーチとは、その場所へ連れていく、導くっていう意味もあるんです。だから、バッグの<COACH>のブランドロゴマークを良ーく見てみてくださいね。馬車のマークがありますよ。
この本では、人生の10要素について、99の質問があります。その質問に自分なりの答えを考えていき、他の人の具体例を読んで、違う角度から見直したり考えを深めたりすることが出来ます。
人生の10要素・・?!「お金」「人間関係」「時間管理」「学習」「健康」「家族」「未来」「遊び」「充実感」「老後」です。「仕事」はこれらの全てに関連するということです。
見開きで1テーマが完結しますし、答えたくなった個所から読んでいけばいいので、気楽に読めますね。
なかなか答えられない質問も多いのですが、「未来」の中の『この先、あなたの何を世の中に役立てたいですか』という質問。40歳の私だったら、どう答えたかなぁ?と思いました。おそらく、目の前のことで精いっぱいで、世の中のことなんて答えられなかった気がします。
でも、だからこそ、この本はあえて「40歳から」なんですね。
50代も後半に入りますと、失ってしまったものも多い人生ですが・・・『人生で失ったものの中で、何を取り戻したいですか。』『本当に挑戦したいことは何ですか』『もう一度学生に戻れたら、何を学びますか』『やめたら、捨てたら、もっと良くなることは何ですか』
コーチングは答えを教えるのではなく、その人から「引き出す」ことが大切です。答えは、本人が持っていることが多く、それに気づいていない人も多いからです。
『あなたの人間関係で、繰り返し起きている問題は何ですか』
この本は、自分と向き合って、次の一歩を踏みだすには最適な本ですね。
最後の99番目の質問は『この世を去るとき、最後に残したい一言は何ですか』
そして、100番目の質問は、人生を充実したものにするための<挑戦>について、自分で自分に問いかけてください、とあります。そして、「あなたに必要な答えは、すべて、あなたの中に備わっています。」と。
講談社+α文庫 ¥880(税別)