日本皮膚科学会認定皮膚科専門医 小原美子が編集長をつとめるWebマガジン

季節の変わり目で肌アレ…今年こそはきれい肌をキープ その2


皆さまこんにちは。

今日からとうとう9月に突入!残暑が厳しいような気もしますが、日に日に夕方からは涼しくなり秋の気配が強くなってきています。

今回は、前回からの続きで 季節の変わり目 夏から秋にシフト…今年こそはきれい肌をキープについてお伝えします。

 

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3.秋になってもキレイ肌キープのスキンケア

4.美容医療の力を借りるならこんなメニューがおススメです

 

さて、今回の話に進む前に、前回のおさらいです。

夏から秋に変化する中で、なぜ肌荒れをおこすかというと…

1.夏に厚くなった角質(死んでいる細胞で自ら潤えない)と空気中の水分・汗などの外側からの湿度のバランスが崩れるので秋になると肌荒れをおこす

でしたね。

そして、この肌荒れを改善するために必要なことは…

2.厚くなった角質を元の数層の薄さに戻すことが大事。乾燥したから保湿すると角質が剥がれ落ちるのを妨げてしまう。

という事を理解することが美肌への第一歩。

 

3.秋になってもキレイ肌キープのスキンケア

上の1,2をふまえると、キレイ肌キープのスキンケアが見えてきます。

pointは

「厚くなった角質を元の厚さに戻す」です。

角質は不要になると乾燥してめくれて剥がれ落ちます。 つまり 角質が取れてくれるためには乾燥が必要なのです。

 

乾燥をしっかりさせるためには

・洗顔で余分な油分、汚れなどをきちんと落とす

・保湿しない

・ファンデーションもパウダーのままでOK

 

ここで注意が必要なのは、洗顔。

夏の間は気持ち良いので、水で洗顔していた方も多いと思いますが、秋になってもできるだけ水(あるいは冷ためのぬるま湯)で洗顔を続けることが大切です。寒くなってきたからお湯で洗顔しよ~と、暖かいお湯で洗顔すると、余分な油分だけでなく、必要な油分まで落としてしまうことになりますから、ご注意くださいね。

日中の皮脂汚れをきちんと落とし、もともとの肌の油を落としすぎないためには

洗顔料+水での洗顔

が一番 バランスの取れている組み合わせだと思います♪

 

洗顔のポイント

1) 顔をこすりすぎないために、クレンジングと洗顔料が1つになっているタイプがおススメ

クレンジング剤でメイクを落として、すすいで、その後に洗顔料で洗顔→すすぎ のダブル洗顔だと、肌の油分を取り除きすぎてしまう可能性がありますし、そんなに何度も水で洗うのも…手が冷たくなっちゃって嫌になりますよね。サブトラクトベーシックのクレンジングなら、ジェル状の洗顔を顔の上でやさしく伸ばし、その後水を足して軽く手をクルクル動かしながらなじませ、洗い流してしまえばOK

わざわざ泡を作る必要もありません。

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2)クレンジングや洗顔料を使うのは、1日1回で十分です

朝晩とも、洗浄剤を使うと必要な皮脂まで落としてしまいますから、朝は軽く流水ですすぐ程度で十分です。

 

3)入浴時に洗顔ではなく、入浴後、お風呂から出てから洗面所で洗顔することがおススメ

理由は2つ

その1、入浴中だとついついお湯で洗顔してしまう

その2、入浴により毛穴が開くので、詰まっている毛穴汚れも落ちやすい状態になる

 

以上、洗顔のポイントでした。

 

保湿しない

保湿しない…肌を整えるために化粧水やオールインワンジェルなどを少量使用すればOK

コットンも不要だと思います *これに関しては後日また詳しくコメントしますね。

 

ココでも注意することがあります。

目じり、口角は気を付けて!

顔の中でも、目じりと口角だけは乾燥により切れてしまったり、その後に色素沈着を残したりしやすい部分です。

ですから、

この2点だけは、乾燥が強ければスキンオイルやワセリンを少量塗ってください。

 

ファンデーションもパウダーのまま

なぜか秋になると、秋冬用のファンデーションに変えるようにお店ではすすめられますが、その必要はありません。

秋冬用のファンデーションは、保湿成分や油分が多いため、これらを使うことによって、角質が剥がれ落ちるのを邪魔してしまいますから、キレイ肌キープのためには逆効果の可能性もあります。

ただし、夏用の紫外線吸収剤がたくさん入っているファンデーションをご使用の方は、そのままだと刺激が強すぎる可能性があるので、オールシーズン用のファンデーション、あるいは、ミネラルパウダーファンデーションに切り替えることがおススメです。

 

以上のことを気にしながら、「やや乾燥気味」を心がけていると、思っているよりもガサガサ肌にならないうちに2~4週間ほどでキレイ肌に戻りますので、是非試してみてください。

 

4.美容医療の力を借りるならこんなメニューがおススメです

ご自宅でのスキンケアでも十分対応できますが、2~4週間もゆっくりしていられない! という方。

美容医療の力を借りてしまうというのも一つの手です。

 

夏の肌は角質が厚かったから、秋になるとかさつくわけですから、余分な角質を取り除いてくれる治療が一番適していますね。

 

イチオシは

ケミカルピーリング

名前の通り ケミカル(科学物質で)ピーリング(取り除く)ことをする施術です。

クリニックで使用しているピーリング剤にはいろいろな種類がありますが、角質を取り除く効果が高く、かつ角質より深い部分までは取り除いたりしない成分として「サリチル酸」を使用したものが一番効果が高いと思います。

このサリチル酸、クリニックで使用のものは特別な基材に混ぜてあるので安全ですが、一般の化粧品に入っている場合はエタノールに溶かされている場合が多いと思われます。

このエタノールに溶かされているものは、使用すると刺激が強いので敏感肌の方は気を付けてくださいね。

 

ピーリングの頻度と回数

1回、あるいは2週間に1回×2度 程度で十分です。

ニキビの症状が強い方ですと はじめは2週間に1回×2度、その後1カ月に1回を2~3回 というプランを基本にして、あとは症状に合わせて適宜増減が良いと思います。

 

ついでに、夏の日焼けによる色素沈着やくすみを改善するためには、ビタミンCのローションなどをオプションで追加するのもおススメです。

だって、

ピーリング直後は、角質が少ない状態ですから一番肌の中に物を浸透させやすい状態ですもの!!

 

 

以上、2回に分けてお伝えしました「季節の変わり目に肌アレ…今年こそはきれい肌をキープ」でした。

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小原 美子

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編集長

アーデ・ベーグループ 代表
アーデ・ベークリニック 院長小原 美子
日本皮膚科学会認定皮膚科専門医
美容雑誌「美ST」主催の第3回国民的美魔女コンテスト ファイナリスト

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  • 小原 美子
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    ファッション業界で長く活躍後
    子育てを経て、接遇マスターに。
    55歳にして美容の世界に転職。
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    趣味は温泉めぐりと山歩き。
    最近は釣りも少々。
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    アトリエ梛木
    アトリエ梛木代表 髙橋 直美
    28歳のときに独学で建築士の資格を取得。
    その後独立し、インテリアコーディネーター、福祉環境コーディネーターの資格も取得し、住宅や店舗設計とそのインテリアコーディネートをはじめとして、福祉施設や介護保険住宅改修などにも力を入れている。
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