皆様こんにちは。
首いぼ治療大好きな、首イボDr美子です。
今日も、前回に引き続いて、首イボの種類をお勉強しましょう。
2)実は首イボではなかった(-_-;) 間違い2種類
2-1.ほくろ
2-2.尋常性疣贅
今日のこの2つを知ることは、次の3つめにつながる大きなポイントですから、頑張ってくださいね。
2-1.ほくろ
首いぼの中にほくろが混じっていることは多々あります。
こちらの写真の方も、大部分は首イボですが、2個ほくろも存在しています。
ほくろは
①イボと異なり色が濃い
②イボと異なり、深いところまで細胞があるので切除(手術)あるいは削るレーザーでしか取れません
③ほくろは切除・レーザー治療で傷が残ります(目立ちにくい小さな傷ですが…)
っということで、ほくろは簡単に取れるものではなく、局所麻酔をしての切除あるいはレーザー治療となります。
2-2.尋常性疣贅
ずばり、これも「いぼ」と呼ばれるものです。
次回お伝えしようと思っている、首ケアクリームで、もし取れるとすればこのタイプのいぼ。
でも
首のいぼのお悩みで受診される人の中で、尋常性疣贅は100人に1人、いるかどうか…その他99人は、前回お話ししたアクロコルドン・皮膚軟線維腫と呼ばれるタイプのいぼです。
このいぼは ヒトパピローマウィルスと呼ばれる、ウィルスによるイボですから、ご自身の首やほかの部位にも、
他の人にもうつる可能性があります。
*現在写真がないので、写真が取れ次第upしますね。
色は普通の肌色の場合が多いです。
体の免疫と、ウィルスが共存していると存在するものなので、通常は数年で取れることがほとんど。
ですから
10年以上前からある…というイボは、これではなく、前回お話しした、いわゆる「首イボ」タイプと考えて間違いないと言えます。
ホント、このタイプのいぼはごくごくわずかです。
本日のまとめ
2-1.ほくろ=切除・削るレーザーでしか取れないので、傷が残る
2-2.尋常性疣贅=ウィルス性のいぼ このタイプは首イボで悩む方の1%未満
次回のスキンケアに関しては、最近雑誌やwebでもよく目にする「首ケアクリーム」についてお伝えします(^^♪
お楽しみにお待ちください。