「美の国秋田」は、豊かな自然に恵まれ、風土が育む美味しい食材、美味しいお酒が豊富な土地柄です。また、それを食べて飲んで育つ「秋田美人」の宝庫でもあります。
様々な視点から、「秋田の食と酒」についてご紹介していきますね。
■今回は、秋田の若手酒蔵経営者5人が集まって始めた「NEXT5」のイベントをレポートします。
「NEXT5」とは・・「未来の秋田の日本酒業界は俺達が牽引するんだ!!」という強い気持ちと高い志を持ち、技術交流は勿論、前代未聞の共同醸造酒の製造や、話題性のあるイベント等を積極的に行っている5つの蔵元のグループです。
グループを結成したのは、「新政酒造」(秋田市大町6)、「秋田醸造」(楢山登町)、「栗林酒蔵」(美郷町)、「福禄寿酒蔵」(五城目町)、「山本」(八峰町)の5社。
■秋田が世界に誇る「NEXT5」の初の野外イベントに参加してきました。(2016年9月18日)
全国の日本酒好きが昼からたくさん集まり、秋田の名店のおつまみを片手に、話題のお酒や非売品のお酒に舌鼓を打ちました。ライブやベリーダンスのショーも楽しめ、まさに日本酒の祭典!という雰囲気です。
今回は「NEXT5」の5つの蔵の他、秋田県内の蔵も参加!入場券と引き換えのグラスを持って、各蔵のブースを回ります。蔵元や蔵人がお酒をついでくれるときにお話を聞くこともでき、とってもフレンドリーな良い雰囲気のイベントでした!
これから『ひやおろし』(注)が時期となり、ますますお酒が美味しくなる季節です。
(注)真冬の寒さが厳しい季節に仕込まれ、春先にしぼられる。さらにその後、じっくり寝かせられ、外の温度と蔵に貯蔵されているお酒との温度が同じになるになると出荷される。
この製法によって、出来立てのお酒独特の荒々しさが無くなり、まろやかな口当たりのお酒に仕上がる。このことから、秋に旬のお酒として楽しまれてきた。
皆さんも秋の夜長に日本酒で乾杯しませんか?