「美の国秋田」は、豊かな自然に恵まれ、風土が育む美味しい食材、美味しいお酒が豊富な土地柄です。また、それを食べて飲んで育つ「秋田美人」の宝庫でもあります。
様々な視点から、「秋田の食と酒」についてご紹介していきますね。
秋田県五城目馬場目町村の、築130年を超える茅葺きの古民家「シェアビレッジ」で開催された、
秋田の日本酒好きなら必ず訪問した事のある、今年創業99年を迎える能代市にあります秋田県産の地酒にこだわった銘店「天洋酒店」の店主、浅野貞博氏を日本酒の講師にお招きして、開催されたイベントでした。
先ず、並べられた日本酒のラインナップが素晴らしく、写真を撮る時から期待に胸が膨らみます。
少し早く到着し、開始を20畳はあるかという土間で待たせて貰いました。
浅野氏お勧めの、飲み易いお酒から初めて、それぞれのお酒や酒蔵、杜氏や社長についてのちょっとした裏話やどんなおつまみに合うのか、使われている酒米について等の専門的なお話や、以前から比べると飲み易くなった、手に入り難いなど、様々な角度からのそれぞれのお酒についての話が止まらず、参加者からの質問にも気さくにお答え頂いたり、和気あいあいと話が盛り上がり、ついついお酒を飲むことも忘れて、慌てて、枡を用意する場面もありました。
又、秋田が誇る酒蔵の1つ、新政の蔵人も参加されており、新政の酒造りや酒米についてや、今後の方針等についても、お勧めのお酒を飲み交わしながら、語って頂けました。
おつまみに、五城目名物あったか〜いだまこ鍋と美味しい湯豆腐、大潟村名産のカボチャパイ等を頂き、冷え込む夜でしたので、温かい汁物でほっこりし、
そして、サプライズで新政の四合瓶で8500円の平成27酒造年度、全国新酒鑑評会金賞受賞酒も用意されていて。
まさかこちらで頂けると思わず、あまりの美味しさに思わず持ってる枡で2度、3度とお代わりをしてしまいました。
デザートには日本酒のイベントに相応しく、貴醸酒と呼ばれる、仕込み水の代わりに昨年の同じ日本酒を使い醸造された、特別に甘みやアルコール度数が強い、美味しさが凝縮された日本酒と、同じ原料の酒粕をバニラアイスに掛けた品を頂きました。
どちらもコクがあり、お酒の〆、今日のイベントに相応しい素晴らしく美味しいデザートでした。
お土産に参加者にはオリジナルデザインの、丸が2つ繋がり「縁」を表している特製の枡も頂けました。
お酒の基礎知識についてより深く勉強しながら、初心者にお勧めの最新のお酒を年齢や性別関係なく楽む事が出来る、素晴らしい会でした。
天洋酒夜 http://sharevillage.jp/archives/286
シェアビレッジ http://shearevillage.jp/about/
天洋酒店 http://www.shirakami.or.jp/~asano/